2017年06月05日 1時06分
アイコス持ち込みに注意すべきとある国、それは・・・

アイコスのような加熱式たばこ(電子タバコ)は、まったく新しい製品であるが故に法整備が追い付いていない国もあれば、厳格に対処している国もあります。
そんな国の中の1つが、シンガポール。
ゴミのポイ捨てに1,000シンガポールドル(≒80,000円)、チューインガムの持ち込みに1万シンガポールドル(≒80万円)など、「明るい北朝鮮」と揶揄されることもあるほど罰金制度にあふれたこの国は、未申告でのタバコの持ち込みには最高5,000シンガポールドルの罰金が定められています。
東南アジアの比較的「ゆるい」国とは違い厳格な制度運用がなされているため、見つかってしまった場合は有無を言わさず処罰を受けることになります。
それを知っていたからこそでしょう、とあるツアー客団体に付いていた添乗員が、入国時に旅行客の持っていたアイコスを税関で申請したのです。
ところが、実はシンガポール国内では電子タバコの輸入・販売が禁止されており、所持も罰金の対象となっており(汗)。問答無用で警察への通報と相なったらしいのです。
旅行客のためを思ってやったことだったのでしょうが、電子タバコに関する事情を知らなかったがための悲劇と言えます。
旅行でシンガポールに行かれる予定の方はもちろん、他の国に行く際にもまずはアイコスがOKかどうか、調べていく必要がありそうですね。